パリ首都圏の公共交通機関を上手に乗るために、切符の選び方を紹介します。
まとめ
- 基本乗車券T+ (Ticket T+)
- 一日自由乗車券モビリス (Mobilis)
- 郊外行き乗車券 ビエ・オリジン=デスティナシオン (Billet Origine-Destination)
- 観光向けフリーパス パリ・ヴィジット(Forfait Paris Visite)
- 若者専用週末フリーパス チケ・ジュンヌ(Ticket Paris Visite)
↓↓↓要点押さえて的確に6分解説している映像もつくりました↓↓↓
特に自動販売機での作業&購入手続きは動画の方がわかりやすいです。

切符の種類は5種類
①基本乗車券T+ (Ticket T+)
一言でいうと…ほとんどの公共交通機関に使える優れもの。

価格
- 一枚 1.9ユーロ
- カルネ(Carnet)と呼ばれる10枚セット 紙乗車券16.9ユーロ/チャージ型乗車券 14.9ユーロ
2019年11月1日から紙媒体のカルネは16.9€に値上がりしました。また2021年には紙媒体の乗車券は廃止予定となっております。しかしNAVIGO EASY(ナヴィゴ・イージー)というチャージ型パスが新たに導入されました。 NAVIGO EASY を2€で購入し乗車券をチャージするというシステムで、カルネは以前同様に14.9€で購入可能です。NAVIGO EASYに関しての解説は別途投稿いたします。(2019年11月更新)
使用可能な交通機関一覧
- 地下鉄メトロ全線
- 高速郊外列車RER(市内に位置する駅に限る)
- バスは市内&郊外関係なくほぼ全線乗れる。(空港行特別路線など例外アリ)
- トラム(tram Express11は例外)
- モンマルトルケーブルカー
特徴
値段は一律。
地下系統(地下鉄メトロ&高速郊外列車)同士の乗り換えと地上系統(バス&トラム)同士の乗り換えが可能。

有効時間に限りがあるので注意
- 地下系統(メトロ&RER)の場合、改札入場から改札出口までの有効時間が2時間
- 地上系統(バス&トラム)の場合、最初の刻印から最後の刻印までの有効時間は1時間半※バスは同じ路線を連続して乗り継ぐことができません。
子供料金
- 3歳児以下は全交通機関において無料
- 4歳~9歳は半額。ただし単品購入は不可で、10枚セットで販売されている。