メトロの特徴から乗り方まで丁寧に解説しています。パリ首都圏で公共交通機関を使う人は必見です。
まとめ(メトロ編)
- メトロについて
- 特徴
- 注意
- メトロの乗り方
- 乗るまで
- 改札前
- 改札
- 駅構内
- ホーム
- 電車
- 出口へ向かう
- 出口改札
- メイン観光地へのアクセス
- 乗換する
- 乗るまで
まとめ(RER編)
- RERについて
- 特徴
- RERを使用する場合+市内の移動
- RERで郊外へ行く場合+乗車券使用での移動
- RERで郊外へ行く場合+IC定期券NAVIGO使用での移動
- RERの乗り方
- 終着駅を確認する
- 停車駅を確認する
- 乗降りに関する注意
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1 地下鉄メトロについて
特徴
地下鉄メトロは公共交通機関の中で一番利用方法が簡単です。
運賃は距離に関係ありません。切符一枚あれば乗換は自由、好きなところまで乗車可能です。IC定期券NAVIGO使用も便利です。
注意
パリのメトロは暗い、臭い、汚いというだけでなく、スリも多いのでお気をつけください。特に電車内の入り口付近は人の出入が多く、スリにあう可能性は高くなります。
メトロの乗り方
乗るまで(改札手前)
メトロの入り口を降りていくと係員がいる窓口や自動販売機があり、また路線図や現在の運行状況掲示板などがあります。
※改札の設置しかないメトロ出入口もあります。

改札
現在使われている大半の改札はターン式です。レバーをターンさせて、手前のドアを押して中に入ります。最近はドア自動開閉式も増えています。
緑のやじるし表示があるところから入場可能です。すべての改札機はICカードナヴィゴに対応していますが、乗車券に対応している改札機には限りがあります。
ナシオン駅、マドレーヌ駅、シャルルドゴール・エトワール駅など、使う路線によって改札口を選ばなければいけない駅も稀にはあります。改札上の利用可能路線を確認しましょう。

乗車券にて改札を通る!


乗車券挿入口はこちら。

乗車券を挿入すると30㎝ほど先から出てきます。黄色や緑マークがついたら入場OKサイン。引き抜いてから中に入りましょう。

乗車券が有効でない場合は赤マークが点灯します。使用済みの乗車券であるかもしくは電磁が弱くなり使えなくなっている可能性があります。
IC定期券ナヴィゴをお持ちの場合は紫ゾーンにタッチ。入場OKだったら「ぴーん!」という音と共に右手に緑〇マークがでます。入場不可だったら「ブー!」という音と共に赤バッテンマークが表示されます。(下の写真は×マークがでてます)

駅構内
改札を入ると天井や壁など様々な箇所に行先案内があります。改札に近いと路線だけが表示されていることが多いです。
青地に白抜きでSortieは出口表示になります。


ホームに近づいていくと各路線の終着駅表示もでてきます。
例えば路線8に乗るとして、案内に従いホームへ近づいていくと終着駅別に行先が分かれます。①乗りたい路線だけでなく、②行きたい方向(終着駅)も確認しておきましょう。



ホーム手前の案内は路線だけでなく、停車駅の表示と各停車駅から可能な乗換路線などを確認することが可能です。
ホーム

ホームには路線、終着駅、そして出発までの待ち時間が表示されています。
※機械が壊れていたりして、表示がないこともあります。

フランス語ではありますが、音声アナウンスもあります。
電車
車内に入るとき、大半の場合ドアは自分で開けます。
ボタン式、レバー式、自動開閉の3パターンです。





出口に向かう場合
出口は青地に白抜きで、Sortieと表示されています。出口位置は地図では表示されておらず、出口が位置する道の名前によって表示されています。ガイドの私でも使い慣れないメトロ駅の場合は道の名前がわからない場合があるので、どのあたりの出口にでるのかわからないことがあります。
出口改札
出る際に乗車券はNAVIGOは必要ありません。出口改札は自動開閉のドアです。一度抜けると戻れないのでお気をつけください。



出口に向かう際のポイント
駅がメイン観光地に近い場合、茶色地白抜きで観光地方面にでる最寄出口を表示しています。

乗換えをする場合
現在ホームから別路線のホームへ移動する場合、路線案内に従って乗換をしましょう。大きな駅(シャトレ駅、リヨン駅)によっては再度改札を通る必要があることもありますが、基本的には改札なしでそのまま乗換が可能です。
