モナリザのお引越しは2019年10月を持ちまして終了しました。通常通りドゥノン翼のイタリア絵画エリアに戻っているのでご注意下さい。
大行列ができてしまい長い間待たなければいけないとか、諦めざるをえない経験をされたことのある人、たくさんいますよね。この夏、パリのNo.1観光地であるルーブル美術館は時間指定入場を導入し、とどまる事をしらない入場者の制限を厳しく行っています。
そして、さらにカオスな事態を引き起こしているのが…
モナリザお引越
通常モナリザが展示されている間であるDENON翼(701号室)が7月半ば〜10月の間に改装工事に入ったため、工事が終わるまでの間はパリのアイドルはお引越となりました。普段、ご案内ではあまり行く事のないアクセスの悪いエリアRICHELIEU翼(801号室)への移動となったため、それをめがけた観光客(毎日2万人!)が押し寄せてとんでもない混乱状態に!

まずルーブル美術館のメインホールであるピラミッドの下に着くと、「モナリザはこちら」とう看板の前にはとてつもなく長い列が!!ちなみに最後尾に30分待ちと書かれていたのですが、実際にたどり着くだけでも45分程待ちます涙

待ち時間の雰囲気は最悪!
行列を押しのけて前に進もうとする人にばんばん体当たりされます!個人客はグループ客を目の前に、グループ客が多いせいでモナリザが見られない!と怒りだすし、場違いなクレームに対してグループ客もキレます。

モナリザが展示されている801号室はさらにひどい!係員が「ほれほれ、進め!」と手を叩きながら群衆を無理矢理に誘導…一応回りの絵画(ルーベンス作・Cycle de Marie de Médicis)も名作なのですが、見ている人がいないのは本当に心が痛みます。
この混雑にあやかって、スリ集団が観光客の財布を狙うという被害が続出しています。
※動画の後半に、係員が客を怒鳴りつける状況が見受けられます。
すべてを知り尽くしているガイドだからこその裏技?
混雑を避けるための別ルートはないのかと思い、ありとあらゆる手段を試してみるも、可能性のある裏アクセスは係員がブロックしているのでした、万事休ス。
グループ客の少ない時間帯を試してみても、変わらず混雑していました!

こんな状態で、作品鑑賞は無理ですー。ちなみに無料開放日などは入場者が増えるために状態は最悪を超えます。ガイド泣かせとは、このこと!
モナリザの微笑み
謎めいた微笑みで人気を博したモナリザ。罪深い女性です!!
この際、現代アートのコレクションが世界第2位のPompidu centerでもいって、新たな境地を発見する、なんて体験はいかがでしょうか!
うわ~、大変( ;∀;)
以前は、右側の翼の端からだと、ピラミッドで並んでる人を横目に並ばずに入れたけど、今はそれも無理そうですね~(>_<)
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10月末以降、モナリザ様は元の間に戻るとのことです~
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そうなんですね~。結構早いんですね(^.^)
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モナリザちゃんも、移動続きで大変です笑
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