パリの代表的な観光地・サクレクール寺院が重要文化財(Monument Historique)に登録されるそうです!おめでとうございます!!!
パリ市内には重要文化財は多いので、重要文化財に登録される事自体は大したことではないのかもしれません、私が少し前まで住んでいた17世紀のおんぼろアパートでさえ階段の手すり部分が重要文化財になっていました…。
1870年代に建設が始まったサクレクール寺院はパリ市民の誇りと和解を象徴する建造物です。現ドイツであるプロイセンとの間に勃発した普仏戦争(1870)で敗北してしまったフランスは復興祈願としてサクレクール寺院の建立をしたのですー。そんなサクレクール寺院は今ではノートルダム大聖堂やエッフェル塔と同じくらい人気な観光地です、また映画の世界に入り込んだような特別感を感じることができる独特の雰囲気を感じられる場所でもあります。
222段!
サクレクール寺院、階段なしに語ることはできません。周囲は階段だらけ、坂だらけです!!寺院に向かうために登らなければいけない階段数は222段となり、日光東照宮の眠り猫から家康の墓のある大奥に行くために歩く段数に相当しまs。(ビル10階相当とお考え下さい。)
登らずに過ごす方法は二つのみ!ひとつは登らないという手段です(笑)パリジャンと一緒だったとしたら階段を登らず下から愛でる場合が多いかもしれません。ふたつめはメトロのチケット一回分を使ってケーブルカーを使う手段です。一生懸命階段を登る人々を横目にしながら一気に登ることが可能ですよ!!サクレクール寺院から徒歩1分に住んでいる私は早朝や深夜モンマルトルを散歩する際に使います。
健康で頻繁に運動している人にとってもハードル高めな階段ではありますが、時間に余裕がある場合は一度登ってみてはいかがでしょうか!